息子、新世代君の学校のパーティがありボランティアをしてきました。
こちらの高校ではHOCO(ホームカミング)と言って卒業生も訪ねてきたりするような学園祭のようなものがあります。でも実際に行って見たことがまだ無いので、どう言うものかは知りません。息子、新世代君が高校生になる迄ブログが続いていたらその時にHOCOについては報告しようと思いますが、今回は息子の参加したLOCOについて書こうと思います。
HOCOのHはホームですが息子の学校ではハイスクールのパーティでLOCOはLower School(5年生から中学生)のパーティです。
映画で見るようにどこかの会場を飾り付けしてバンドやお芝居なんかを観ながら踊ったりするのかと思っていたら、朝10時に近くのゲームセンターに集合してボーリングとアーケードゲームをしたのでした。普段は11時オープンのゲームセンターなので、最初の1時間は貸切のようです。そして子供たちの顔を知っている先生たちが入り口に立って見張っているので子供達が外に連れ出される心配もありません。
チェックインが済んだらボーリング会場へ移動しゲームをしたら、アーケードゲーム2時間分のカードが配られ、11時半になったらボーリング会場へ戻りフライドチキンとフライドポテトでランチになり、12時に解散し、それぞれの親か先生が子供たちを学校へ送り届けます。
これはアメリカだからでしょうか、それとも今時は日本でもそうなのでしょうか、これが学校のイベントだなんてびっくりです。これにお誕生日のケーキが付いたら息子や友達のお誕生会と何も変わりません。
ボランティアといっても近くにいて子供達の様子を見るだけなので、暇です。同じように残っているお母さん達と立ち話をして電話番号を交換することができました。行って良かったです。
共働きの家庭では10時に送り届けることができないので、いつも通り朝は学校に連れて行き、そこから会場のゲームセンターまで他の子と一緒に連れて行って貰い、パーティの後も学校へ送り届けて貰う事もできます。
パーティの苦手な子は学校に残ることも可能なんだそうです。またパーティの後は殆どの子供たちは学校へは戻らず家に帰ってしまうそうでそれもOKなのだそうです。要するに何でもOKで、何なら一日休んでしまっても良いとある先生からも言われ、本当に自由すぎます。
うちもパーティの後は家に連れて帰る予定でしたが、気になって前日学校に問い合わせてみたら午後は通常通りの授業をすると言うのです。もう何が本当なんだか。。。
急遽、学校へ戻ることになって息子はショックを受け半分泣き顔でガッカリしていましたが、学校へ戻ってきた子は少なかったようで後で文句を言っていました。
このように発想も自由に、何を選んでも正しいと言うように育てられると同調圧力に屈することの無い(感じることの無い?)大人になれるのかなと思いました。