9月24日 大学費用

アメリカ留学経験のある人はもう知っている

かも知れませんが、公立(州立)の場合、学生が

州内に住んでいるか、州外や国外から来ているかに

寄って学費が大きく違ってきます。

これは生徒に対して州や国から出る補助金の金額の

違いです。

国外から留学で来ている場合、当然、アメリカ政府は

補助を出してくれないので学生が費用を全額負担します。

大学によって違いますが、州内から来る学生の3倍以上を

留学生は払って居たと思います。

私立でも似たような制度で金額が違って居たと思います。

私立に通う場合、学費、交通費(ガソリン代) 生活費を

含めると1年で大体5万ドルから8万ドル程度が必要に

なります。

学費を浮かす為に最初の2年はコミュニティカレッジ

通って単位を出来るだけ取り、3年目からの編入という

形で大学へ入る人も少なくありません。

私もコミュニティカレッジに通った時は1学期に1500

ドルから2000ドルを払いましたが現地の学生は3、400ドル

ぐらいだったと思います。しかも現地の学生は気に入らないと

簡単に単位を落として居ましたが、留学生は単位を落とすと

ビザが自動的に停止されてしまうので、留学生の方が

必死に勉強をして居たと思います。

 

息子も将来、州内の大学に進んで貰えれば費用はかなり

安く済みます。余裕のある人は州外に子供が通う時に

その大学の近くに一軒家やコンドーを購入し空いている

部屋を他の学生に貸し出し学費を浮かせ、卒業後に

売る事をしていたりします。

また、これは余談ですが、子供を州内から養子に迎えた場合、

その子が州内の大学に通う場合は学費は州政府が負担して

くれます。

奨学金にも種類があって、学費だけで無く生活費、交通費を

含めて支払われるもの、学費だけのもの、あるいは卒業後に

返金しなくては行けないものもあるので注意が必要です。