*運転免許取得
ニューヨーク、LAなどの交通機関の発達して
いる地域に住む人には車を運転する事もなく
学生生活を送れますが、殆どの場合、車を
運転しなくては何処にも行けない状況に
なると思います。私もアメリカに来て
一番最初にしたのはアパートを決める事と
車の購入でした。日本で取ってきた国際免許証も
有効期限は一年もあるのに、現地の法律によっては
入国後、数ヶ月で無効になってしまうので、
出来るだけ早めに免許を取得しましょう。
学生である証明とI9を持って行けば受け付け
て貰えます。ただちょくちょく必要な書類や
条件が変わるので直前に確認が必要です。
テストは日本で運転免許を持っていれば
簡単に合格出来る程度の問題を解いて
実際に運転のテストをパスすれば終わります。
免許証は身分証明書としても使えますし、
飛行機の国内線の移動ではパスポートを使わず
免許証で移動が出来る様になります。
まずは運転をしない予定の人も取得して
おくと便利です。
*ソーシャルセキュリティ番号を取得
9桁のソーシャルセキュリティ番号はアメリカ人が生まれた時に
それぞれ発行され、息子にも生まれて初めて届いた郵便が
ソーシャルセキュリティ番号でした。この番号で税金,
クレジットや犯罪歴などの個人情報が管理されます。
将来、アメリカで老後を送る人には資格を満たせば
これを基準に税金額が決められて年金を受け取る事が
できるようになります。
原則、学生はアルバイトや就労からの収入を得る事が
出来ません。でも州によるのかも知れませんが、
2年目からはキャンパス内の本屋やカフェテリアなどでの
アルバイトが許されます。また専攻の科目に寄っては就労を
許可される事もあります。全く専攻に関係ないものは
許可されないと思いますが。アルバイトが許可された場合に、
留学生は大学を通してソーシャルセキュリティ番号を取得する
事が出来るようになります。昔は学生になれば誰でも取得でき
ましたが今では厳しくなり、就労が許可された人のみに発行され
る様になりました。当然、学生のうちは期限付きの発行ですが
卒業後に就労ビザや永住権を取得した際に期限を取り除く事が
出来ます。
学生のアルバイトも税金を支払わなくてはならないので、
ソーシャルセキュリティ番号を取得する事ができるように
なります。
*OJTでスポンサーを見つける
大学を卒業後に専攻科目に関連した分野での就労が
一年間認められます。これも自己申告なので怠ると
不法になってしまわないようご注意ください。
まずはスポンサーとなってくれる就職先を見つけます。
そしてOJTビザの申請と費用を支払います。
費用は13年前で$300程だったような気がします。
さて、OJTビザが発送後に大学へ送られ大学から
受け取るのですが、この過程で私のビザは紛失
してしまいました。普通郵便で送られ、大学の
事務局には届きませんでした。
再発行するには同じ手続きを踏まなくてはなら
無いので、また$300を支払うように言われました。
何の落ち度もないのに、また$300を支払うなんて
ばかばかしい!
なので、再発行は申請せず、ビザを発行した日時、
有効期限の日時が書かれたメールをプリントして
持って居ました。
OJTビザで再入国が許されるので、この間は
アメリカ国外へは行かずに日本への里帰りも
我慢しました。