シーズー君4歳、ポメちゃん6ヶ月との生活が終わりました。
この2週間の間、怪我も病気も無く無事に帰ってくれてホッとしました。
もうね、お気楽ちゃん達のママはお迎えに来てくれないんじゃないかと思うぐらい姿を見るまでは不安でしたが無事に帰ってくれました。
金曜の朝一番に家に犬達を置いて行ってから、彼女達がパリへ立つ月曜日まで、何度も「ちょっと!何なのこの子達は!何も問題ないって嘘つき〜! 2週間なんて無理よ!」と挫けそうになりました。
多分、彼女もそれを恐れてか、一度も連絡をして来ませんでした。
1日目は2匹で家の中でしたい放題、1時間も経っていないのに次から次へと2匹分の排泄物があちこちに落ちていきます。毎回タイムアウトでカゴに入れますが、カゴの中で育ったような物なのでお仕置きになりませんでした。
チャーってしたら自分からさっさとカゴに入って座ります。ドアを閉めるんでしょって顔で私を見ます。
私に見つかって居なくてもカゴに入って行くので、静かだなぁと思うとカゴに居て、おしっこやうんちを探しに行くパターンも有りました。。。
朝起きて急いで散歩へ出ます。
息子のお弁当を作って送り出すとそのまま2回目の散歩へ行きます。
それからはほぼ毎時間外へ行きました。散歩の合間に何かをするという感じで、どこにも行けないし、全然進展しません。
うちにはドギードアがないので裏に出すかリーシュを付けて前から外へ行きます。なんせ田舎なので鷹が狙っているかもしれず、外に出す時は私も一緒に出ます。
2匹は遊んでしまってポメちゃんが気が逸れてしまうので朝以外は散歩する方にシフトして行きました。
4歳のシーズー君は何とか朝、昼、夜の散歩で落ち着き徐々に裏ではしなくなりました。
ポメちゃんは、おバカちゃんです。あだ名もピープーにしました。Pee(オシッコ)とPoo(Poop=うんこ)のピープーです。
近所から、もう次の犬が居るの〜?可愛い〜なんて言われる度に預かってるだけ〜と言いましたが、本当に預かってるだけで助かった〜と心の中で何度も思いました。
1日最低8回の散歩は2週間たっても減りませんでした。ポメちゃんは8回では足りません。
ポメちゃんはガバガバと水を魚のように飲み、毎時間の散歩プラス家の中でどんどん遠慮無しにやり続けます。
もしかして腎臓とか何処かが悪いのかも知れないと思って居たら、息子の友達から犬達に「チーズ!」って言うと大人しくなるよ〜ってメッセージが来ました。
これだ!2キロちょっとの体に毎日チーズを貰って居たんだ〜!塩分の取りすぎで何処かが悪いのかも知れません。
じっくり見て行くとポメちゃんは催して来たら裏のドアにも座るようになり、その合図を見逃すと私の目の前に来て私を見ながらするようになりました。
おバカちゃんと呼んでごめんなさい。少しずつ学んでくれて居ました。
4日目ぐらいの私の疲労度を見たシッターさんがポメちゃんを午後から半日預かってくれました。
シッターさんの家にはドギードアがあり、ポメちゃんも毎回外に出て戻って来て失敗しなかったそうです。
だから後半のポメちゃんの失敗はサイン見逃しの私に落ち度が有ると分かると怒る気も無くなりました。ポメちゃんも反省してカゴに入る訳だし。。。
家の中では自由にさせてあげたので、ポメちゃんもシーズー君もカゴに入るのを段々と嫌がるようになり、お仕置きの意味も分かってくれるようになりました。
あと何日とカウントダウンして過ごしましたが、後半はあと数日でポメちゃんの教育なんて終われるのかしら〜と思うようになりました。
残り3日という日に初めてママから「犬達はどう?」って連絡が来ました。ここで、犬達は楽しくやっているけど、ポメちゃんはピープーと呼ばれてる事を伝えました。本当なら最後まで嫌な気持ちにさせないで旅行を楽しませてあげようと思ったけど。
出発前に預かって欲しい一心で正直に教えてくれなかった事へのお返しです。
お迎えに来たくないんだろうなぁとも思いました。約束では帰って来た翌日に引き取りに来る事になっているので先延ばしされないように先手を打って何時でも良いよ〜って言っておきました。意地悪かなとも思うけど出発前を思うと2、3日はずるずると延ばされそうだったので病気以外には譲らないと決めました。
翌日には来てくれて、アメリカでは珍しくお土産も沢山持って来てくれたので私には一件落着とします。
お迎え当日のママ教育に付いては、また後ほど〜。
長々とお読み頂いてありがとうございました。