9月にもなるとスーパーなどでは
ハロウィン用にデザインされた
パッケージのお菓子を見かけるように
なります。街中にもあちこちの空き
店舗にハロウィン専門店が一時的に
入り、コスチュームや飾りが売りに
出されます。
10月も中旬を過ぎる頃から、あちこちで
ハロウィンイベントがあり、日本で言う
幽霊屋敷の中を行くものや、有料、或いは
無料でコスチュームを着て集まって、
プレイグランドやバウンスハウスなどで
遊べたりします。大概が教会などが
主催する子供向けイベントでキャンディが
配られますが、バーやホテルなど大人だけの
イベントもあります。
まだアメリカに来たての頃、コスチュームを
来てバーに行ったら、バーテンの若くて
綺麗なお姉さんが上半身素っ裸にサッカーの
ユニフォームを肌にペイントしてお酒を
サーブしているのを見てビックリした事が
ありました。まさか裸のはずが無いと
見直しましたが、裸でした。
周りで騒ぐ人もなく、ヒソヒソ見る人もなく
これで良いのか内心ドギマギしながら平静を
装いましたが、アメリカって凄い所なんだと
なと思いました。
ハロウィンになると時々思い出しては、
あれは何だったのだろうか、何かの罰ゲーム
だったのか、セクハラだったのではないかと
考えてしまう時があります。
地理感覚もない時だったので、何処の何て
言うバーだったのかも分かりません。
イベントに行くとバケツがいっぱいに
なる程のキャンディが貰えます。
無料のハロウィンイベントに出来るだけ
参加してキャンディを集めて節約する
人もいたり、子持ちの同僚は子供が
食べ過ぎないよう、翌日に職場へ
お菓子を持って来て配ったりして
いました。
イースターとハロウィンがお菓子業界の
稼ぎ期だと聞きましたが、どれだけの
キャンディが消費されるのかを身近に
見れて良く分かります。
さて、我が家のハロウィンは普段は
とても地味に、地味に終わります。
無料のイベントで配られるお菓子は、
硬い飴ばかりで美味しくない物が多い
ので子供も食べず、貰って来ても嬉しく
ないので行かないようにしている
からです。
また来ている子供も我先にと争うので、
その中に居るのが嫌なのです。
なので、31日に近所を周るだけで終わる
年もあります。それだけでも充分すぎる
程のお菓子がもらえます。
近所を周ると迎えてくれる大人の方が
お菓子を鷲掴みにして子供達の
バスケットに入れてくれたりします。
またチョコレートをくれる割合も多く
単価の高い物や高級チョコレートが
混ざっていて大人に嬉しいお菓子が
貰えます。
今年は息子の学校でもイベントをしてくれ
たので、ボランティアも兼ねて家族全員で
コスチュームを来て行ってきました。
学校では、ホットドッグ、ナチョス、
ポップコーン、フェースペイント、ゲーム、
バウンスハウスを用意してくれ、保護者が
参加して料理したり、配ったりもしました。
ボランティアだったので大変でしたが、
行き交うコスチュームを見て同じ年代の
子達はどんな物に興味があるのかを知る
良い機会になりました。
今年はもう一つ、息子がトップガン、
マベリックになったので航空博物館へも
行きました。そこでは職員全員がスター
ウォーズのキャラに仮装して居ました。
錆まで塗って、かなり本格的です。
私も子供の頃にこう言う経験をしてみた
かったなぁと思います。