8月11日 日本へ行って来ました 8 シンガポールホテル

インフィニティプールの夜の景色が素敵すぎました。

憧れのマリーナベイサンズ、物価上昇で3年前に予定していた時の4泊の金額より今回の3泊の方が高くなっていました。。。飛行機も安く行くには少なくとも、もう2泊ほど延長しないと金額が上がってしまいます。考えて追加分、最初の3泊はAirbnbで安く済ませることにし、後半をマリーナベイサンズで優雅に過ごそうと決めました。反対の日程で先にマリーナベイサンズへ泊り、後半を他のホテルに移動した友人夫婦が「まさに天国から地獄〜」と言ったので、私達は「地獄から天国」のパターンにして正解でした。

Airbnbでは日本人の友達が住んでいる辺りの住宅街を選びました。分譲のマンションはゲートを設置するよう法律で決められているようで、とても優雅な高級なエリアに見えました。 夜も安全で、夫も息子もバテていた夕方に私一人でスーパーへ買い物に行きましたが、歩行者も多くて危険な感じはしませんでした。ただし、私たちが泊まった3階はなぜか地上より低く、高層マンションの人たちから見下ろされているのには中に入って1番にがっかりしたのでした。シンガポールの賃貸アパートに住んでいる友達も呆れるほどの狭さでしたが、乾燥機付きの洗濯機があり助かりました。窓の外はカビで黒くなった塀に囲まれていました。どの物件もレビューに部屋がカビ臭いとかムッとする匂いがあるというコメントがあったので、カビ臭いというコメントのない所を探したのですが、入り口からの通路はカビ臭くて、どこも同じような感じなのかもしれません。

ちょっと悲しくなる景色した。

ホテルでは要りませんでしたが、アパートでは専用アダプターが必要でした。

移動日は朝起きて急いでチェックアウトしマリーナベイサンズへ行きました。時間まで部屋に入れなくてもロビーや周辺の優雅な雰囲気に早く浸かりたくて移動しました。タクシーで横付けしてもらい、私たちが降りると、ささっと人が来て荷物を受け取って中まで持っていってくれました。10時ごろのチェックインだったのでどこかでお茶でもしようと思っていましたが、部屋が空いているので追加料金も無く部屋に入れてくれました。そう言えば、部屋の予約をしているときに何時の到着か記入するところがあって、朝早くても部屋が空いていれば入れてくれるようです。あぁ、次は到着からそのままこのホテルに来たい!と思いました。

池の手前にアップルストアとLVが見えます。

アメニティもコーヒー、紅茶、ボトルに入ったお水だけでなく、冷蔵庫の中の飲み物もお菓子も全て宿泊料金に含まれていました。ジュースやお菓子を空けると翌日には同じ物が追加されていて庶民にはこういう些細な事がいちいち嬉しいです。

気持ち良い良いバスルーム

冷蔵庫の中はとても普通。

マリーナベイサンズにはカジノや高級ショッピングモールが直結しています。カジノは現地の人には有料なんだそうです。外国人からお金を落としていって欲しいからでしょうか。

ショッピングモールのフードコートは大きいのですが、お昼時には席を見つけるまで30分近く待ちました。春巻きやラーメンなど中華が多くてカジュアルで、ルイビトンやグッチなどが並ぶのから比べると食の方はとても庶民的でした。

ここで息子のスニーカーを買う羽目になりましたが、安価なスニーカーがあるわけもなく、痛い出費を強いられるのでした。案内で子供服や靴屋さんを教えてもらおうとすると、ベルサーチキッズや、フェラガモ、プラダなどの子供服を案内され、$500や$1000もするスニーカーを恐る恐る手にしました。アウトレットで安く見つけて買えるものをどうして定価で買いますか。ユニクロがあれば飛びついて買っていたでしょう。

歩き回ってアディダスを見つけ入ってみました。大人用スニーカーは安くて$400です。アディダスなのに?と焦りつつ子供用を見ると$100のスニーカーがちらほら置いてありました。ここからタクシーで移動してどこかのショッピングモールで安いスニーカーを買う事も考えましたが、移動費や時間を考えて悩み、どうせすぐに吐いたりう⚪︎こを踏んだりするのに、と躊躇していたら定員さんが登録すると15%ディスカウントが貰えるウェブサイトを教えてくれ辛抱強く待ってくれました。おかげで、アディダスとレゴがコラボした黄色い派手派手スニーカーを購入できました。試し履きをしたまま脱ぎたくなかった息子はウキウキ大喜びです。

ロビーのお花がゴージャスでした。

ホテルにチェックインしてからはホテルから出るのをやめようと決めていました。せっかくなのでホテルを堪能しないともったいない。朝からプールへ直行し、朝食をプールサイドで。とは言っても、クロワッサンやブリオッシュ三つのセットで$9で、普通にパン屋さんで買うより安いので、朝は菓子パンです。

日陰が少なく場所取りに苦労しました。

昼はホテルに直結しているザ・ショップの中にあるレストランでハンバーガーやフライドポテトなどを食べました。旅の前半に中華を食べ続けたので、息子は中華に拒否反応を示すようになり、3日目に中華レストランの前に立った息子の目に涙が浮かんでいるのを見てしまいました。そうなのか、辛かったのか、と反省し後半はアメリカンにしましたが、帰ってきて知り合いにこの話をしたら、「そうなのよ、長くアジアにいるとシンプルな物が食べたくなるのよ」と同意され、アメリカ人からするとピザやハンバーガーはシンプルな食事になるようです。そうだったのか。

夜はBachaというコーヒー屋さんでアフタヌーンティで出てくるスコーンやサーモンのサンドイッチを食べました。晩御飯というよりお茶とケーキでも、と思って入ったらボリュームがあり、半分ずつ分けたのに晩御飯を食べられなくなったのでした。サンドイッチのパンがトーストしてバターが染みていて美味しかったです。コーヒーは何百種類もあってわからないので、コクがあって酸っぱくないのが良いと伝えたらお勧めを持って来てくれました。

コーヒーにはミルクと生クリームと両方付いてきました。

他にもTWGという老舗の紅茶屋さんもありました。高級な割りに、人通りの多いところにテーブルが並んでいてカジュアルな感じがしました。ケーキもおしゃれに並んでいましたが、お腹が一杯だったので、義妹用にもう一軒入っている店舗で紅茶を買うだけにしました。義妹は「え?トワイニング?」のお土産?と不思議がっていました。あはは、私も一瞬、同じことを思いましたよ。夫が私にもマリーナベイサンズ限定の紅茶を買ってくれていて、帰って来てから飲んでみたら、味も香りも程よく上品で美味しかったです。

jp.marinabaysands.com

夜の8時には屋上のプールサイドへ戻り、北側の池の噴水ショーを見て、南へ回りガーデンバイザベイのライトアップショーを見下ろしました。ガーデンバイザベイは音楽が聴こえずイマイチだったので、上からはタイミングが合えば見ても良い、という感じです。

ガーデンバイザベイのナイトショーは現地に行くのをお勧めします。音楽が楽しいです。

次の日もプールに入ったり出たり。ずっと曇りで一回はざんざん降りで走って部屋に戻りましたが、プールサイドからは雲があと少しジャンプしたら届きそうでした。

屋上にはレストランが3軒あり、2軒は同じ系列のレストランで高級か少しカジュアルかの違いで、イベリコポークが一皿で$75か$40かぐらいの違いでした。もう1軒は夜になると開くクラブでした。夜はレストランより展望台で夜景を見る方が楽しめるように思い、レストランはお昼に行ってみました。

プールにはルームキーがないと入れません(子供も含めて一人一人チェックされます。)が、同じ屋上にあるレストランは誰でも入れます。なので、チェックアウト後に時間がある場合はレストランへ行って海からの爽快な空気の中でのんびりするのも良いと思いました。

軽めのブランチを屋上で。

普段は甘い物は飲まないのに、マンゴージュースやらトロピカルなジュースをグビグビ飲んでしまいました。カロリーも糖分も摂りすぎです。コーヒーだっていつもはブラックのくせに浮かれてミルクや生クリームを交互に入れてお腹はガバガバです。早く日本に帰って調整しなくては。。。

アートだけでなく、体を使った遊びもありました。

荷物も入り口で預かってくれるので夜まで手ぶらで歩き回ることができます。飛行機がまたも深夜便だったので、午後はアートミュージアムで遊びました。塗り絵をするとプロジェクションで壁に映して動かしてくれたり、体験型のミュージアムでした。最上階では子供用に映画も上映していて時間を軽く潰せます。

www.marinabaysands.com

夜も9時過ぎになってホテルに戻りのんびりと空港へ向かいました。名残惜しい気持ちでいっぱいでしたが、カロリーを取りすぎた体にはこれで帰ってきて良かったんだと思います。最後にジュエルでビーフジャーキを買ってロビーでチェックイン時間までうたた寝しながら待ちました。

他の航空会社はアーリーチェックインコーナーで午前中からでも荷物をチェックインして手ぶらでジュエルをフラつけるようでしたが、J ALは専用のカウンターがないので、午後11時までカウンターが開いていませんでした。なので空港へは出来るだけ遅くに行くか有料で預けて遊ぶ事になります。

羽田では弟と甥が待ってくれています。そのままどこかへ連れて行ってくれるようなので飛行機で寝て体力を回復しつつ帰りました。