1月29日 プエルトバヤルタ7 ホテルレビューにカルチャーショック


シェラトンレビュー

徒歩圏内と言うにはちょっと北に

外れていて不便なロケーションに

ありましたが、歩けないわけではない

ので良しとしましょう。運動不足解消で

あんなに食べたのに太らなかったのは

遠距離のお陰かもしれません。

入り口からホテルを抜けた反対側は

プールを挟んで海に面していて、

椰子の木に囲まれた南国気分満載の

エリアになっています。

大きな深さの違うプールが幾つもあり、

プールエリアにはバーやレストラン、

卓球台なんかもあって、プールに飽きたら

ビーチに移動できます。昼も夜も音楽が

流れていて、ウウェイターさん達が

オーダーを取りに行き来していました。

ビーチバレーやゲームなど、子供向け

にもイベントを次々としてくれて、

飽きさせません。

部屋からの景色

部屋は、きっと他のホテルでも

そうなのでしょうが、シャワー室の

天井がカビで黒くなっていて

部屋は湿った匂いがしました。

メイドさん達がちょうど廊下にいたので

来て貰うと天井を拭いてくれましたが、

他の部屋も全部同じ、そろそろペイント

しないと、と言われ、時々、濃くなった

ように思うタイミングで天井を掃除して

貰いました。部屋にはテレビ、

コーヒーメーカーと小さな何も

入れられない冷蔵庫しか有りません

でしたが、クイーンサイズの

ベッドが二つに、丸テーブル一つに

椅子が二つ、デスクやタンスがあり、

入り口にはクローゼットと下駄箱、

金庫がありました。

デスク用のタイヤ付きの椅子を使って

ちょうど3脚になったので

ルームサービスを利用した時に

助かりました。

入り口から空きスペースが広く、

3人でもゆったりと使えます。

1階から4階までは広いパティオ付き、

5階から上はパティオ無しの部屋のみ

でした。

私達は一番安い1階のガーデンビューを

予約していたのですが、チェックインで

4階にアップグレードしてくれた

お陰で、椰子の木達の隙間から海と

夕陽を見る事が出来ました。

爽快な海と夕陽を楽しむには、

6階から上の部屋で有れば

視界を遮るものも無く、

もっと気分も良かったと

思いますが,パティオで朝は

コーヒーを飲み、昼間は

もちろん昼寝を、夕方は

夕陽を眺めてのんびり過ごして

かなり活用したと思います。

 

観光以外には7、8分歩いて

スーパーにも行けて

便利だったと思います。

シェラトンからMaleconに

向かうと直ぐに工事中の横や

橋の下を横目に歩くので少し

怖い気もしました。

着いたのが週末だったので、

工事はされておらず、

ブルドーザーが放置されて

居ましたがいつでも誰かしら

人が居るので人目が有ります。

Maleconへの往復と夕方から夕食を

とりに何度も外へ出ましたが、

暗くなってからも通りには人が

歩いていました。

夕食後の帰り道も、怖そうなら

タクシーに乗ろうと話しながら

外に出てみると女性でも一人で

歩いているのを見て、意外と安全

なのだなぁと思いました。

後から思ったのですが

週末や夜の工事をしていない間に

フラフラしていたおじさん達は

機材を盗まれない様に雇われた

人達だったのだと思います。

 

アメリカの田舎に住んでいるので

犬の散歩以外に外を歩く事が

無くなり、特に息子は外の歩き方を

知りません。PVでは夜道よりも、

後ろから来る猛スピードの

自転車の方が要注意でした。

大概の自転車はラジオが積んで

あって、賑やかな音楽の大音響で

近づいてくるので大概気付けますが、

若い人は耳にイヤフォンをしていて

静かに速やかにやってくるので、

のほほんと歩いていると直ぐ横を

掠める様に抜けて行き驚かされます。

 

一番怖かったのは道を渡る時です。

タクシーの中では急ブレーキも

多く、早く目的地に着くためには

逆走も、追い越しも有り、それを

責めるでも無くお互い様と言うのを

感じました。信号も少なく、車の

流れも切れ目なくやってくる様で

タイミングを見計らってそして

運転手の顔を見ながら道に踏み出し

ます。運が良ければ現地の人が

道を渡るタイミングで一緒に

渡らせて貰えました。

Maleconに入ると歩行者天国

だらだら、ぷらぷらとお土産屋

さんを覗き見しながら歩けます。

ほっと息を抜けるのでそれだけでも

大好きになりました。

 

ホテルは当然なのかもしれませんが、

何でも値段が高くて、売店では街中の

倍から3倍の値段で売られていましたし、

ランドリールームが無く、ホテルでの

ランドリーサービスを利用するか、

洗濯物を持ってコインランドリーに

行くか迷いました。計算したらホテルの

ランドリーを利用すると2、3日毎に

$50はかかり、滞在中で$250程掛かり

そうだったので、コインランドリーを

試してみる事にしました。

スーパーへ行き洗剤と柔軟剤を買い、

洗濯物を機内持ち込み用のスーツ

ケースに入れてランドリーへ

行って見ると、お姉さんに、

「今日は水が出ないから明日来て」

と断られました。

水が無いってどう言う事?

 

親切に教えてくれた別のランドリーへ

行くと、洗濯物は5Kgで100ペソ($5)が

ミニマムでそれ以上は重さで値段が

上がるのだと説明されて、

コインランドリーではなく、

洗ってくれるのだと分かりました。

下着も靴下もひっくるめて全部洗って

くれるの!? 恥ずかしいけど、

ホテルに洗濯物を持ち帰っても同じ

事だし、値段はホテルの20分の1です。

そのままお願いする事にしました。

その日は午後からお願いしたので

翌日に取りに行きましたが、午前中に

行くと夕方には出来上がります。

どうやって返してくれるのかと

思っていたら全部まとめてプレス

されてビニールに巻かれて一纏めに

して返してくれました。

皺一つありません。

ブラウスの紐なんかも前持って言って

おくと別に避けてくれるし、ワンピース

なんかはドライヤーに入れない方が

良い物なんかもお姉さんが先に聞いて

くれました。感動でした。

時々、PVで見た夕陽を懐かしく

思い、そして次に思うのがこの

洗濯屋さんのお姉さんです。

後ろのカウンター越しに洗濯物を預けます

そしてMaleconから一歩入った

所にWoolWorthを見つけました。

もう世界から無くなってしまった

物と思って居ましたが、入って

みるとクリスマスプレゼントを

買う人でごった返していました。

此処だけは生き残りそうです。

知る人ぞ知るWoolWorth