3月14日 Wacoに行ってきました 2 マンモス

マンモスナショナルモニュメント

Wacoはダラスフォートワース辺りから1時間半ほどオースティンに向かって南に下った所にあります。高速道路35を南下して行くと左側にBaylor Universityの大きなスタジアムが見えてきます。ここがWacoのはずれに当たります。

Baylor Universityがあり、単なる郊外の学生街だと思っていましたが、マンモスの化石を発掘していたり、ドクターペッパーの工場あとにできたミュージアムやテキサスレンジャー(州警察)ミュージアム、クラフトビレッジなど見どころも沢山ありました。

25歳ぐらいのメスのマンモスだそうです。

1日目はマンモスの化石を見に Waco Mammoth National Monumentへ行きました。1978年に18歳の少年が農場で骨を見つけミュージアムに持ち込見ました。関係者はいたずらか何かだろうと思っていたらしいのですが、これがマンモスだったことがわかり、Waco市が支援をし途中から国立公園として公開されています。マンモスの骨は大きさも形も分かるほど完全に近い形でした。化石化ではなく、石灰化したもので、水に濡れてしまうと溶けてしまうのだそうです。不思議ですね。水に濡れないように発掘場を囲むように建物を建て、見学中でも発掘を続けている人がいました。

マンモスは60−70年ほど生きたそうです。測定の方法が変わればこの数字もまた変わるかもしれないけど、現在ではそう考えられているようです。

左側が実物大のマンモスです。

実物大のマンモスの絵を見て、狩のために取り囲んでいる様子が思い浮かんできました。この時からどの部位が美味しいとか、狩に貢献した順に選べたのでしょうか。

発掘当時18歳だった少年は他人の土地を勝手に掘りマンモスの骨を見つけたので、本当なら不法侵入者という事になりそうですが当時は問題にならなかったそうです。

建物の外、もしかしたらこの下にもマンモスが眠っているかもしれません。

短いトレイルもありました。

入り口でツアーのチケットを買い、グループで案内されます。3、4分ほど外を歩いて説明を聞いてから建物に移動します。天気もよく気温も23度と気持ちよく歩けました。今頃の季節か秋に来るのが良いと思います。

www.nps.gov