6月16日 Gについて(写真も絵も載せません、ご安心ください)

夏が近づくと活動が活発になるG(すみません、怖くてフルネームでは書けません、お察しください)についてのブログが多くみられます。

アパートの管理をしていて自分なりの経験からの特性を書いてみようと思います。何かの役に立てるかもしれません。多分、立てないと思いますが。。。

私自身、Gの話を聞くだけでも卒倒してしまいそうなので、写真などは載せません。なので、どうぞ、最後までお付き合いください。

GにはGとそうで無いものと2種類あるってテキサスに来て初めて知りました。

何を言ってるのか意味不明ですね。でも皆さんがGだと思っている物が実はGではないかもしれません。

この辺りではGはコックローチを略してローチと呼ばれています。

GはG、そしてGと思われているものはGほど汚くなく、本当は害のないものらしいです。

Gで無いものはアメリカでは(テキサスだけかな?)ジャーマンローチと呼ばれています。ドイツ人の友達はドイツでは一度もGを見た事がなかった!なのに、ジャーマンとつけるなんて酷い!と怒って居ました。私も日本を出てからは自宅ではGを見たことがありません。

日本には本来Gは生息していなくて明治あたりに貿易船などの船に乗ってやってきたのだと新聞で読んだ事があります。なので火アリを1匹、2匹ぐらい見つけて大騒ぎして、今それを港で防いでくれているのは、大事な事なんだと思いました。その昔、Gは防げなかったのですね、きっと。

火アリも北アメリカにも居なかったものを船に入ってやってきて、気づいたら在来種を駆逐して北アメリカを乗っ取ってしまっていたのでした。

話がそれてすみません。私のブログはタダでさえ長いのに。

Gは茶色くて小さめ、油などを好み、暖かいところに住み着きます。キッチンなど換気扇の油なんかを好み、冷蔵庫の裏のモーター辺りの暖かい所に巣を作ったりします。一度住み付かれると厄介です。こちらでは業者がきてくれますが、増えすぎるとマンションなどでは隣や上下の階にまで出没します。まずはGの好む物を排除して綺麗にしていることが大切です。

家が汚れていてもGが住み付かないアパートがありました。そこには猫がいたのです。猫に襲われる危険があるので住みつかず、台所で食事を済ませたらさっさと隣近所に退散しました。なので、当の本人達は隣近所に迷惑をかけていることには気づかず、その家族が引っ越して行った後にはGの被害は無くなりました。

Gには特有の匂いがあるらしいです。ちょっと甘めの匂いで、同僚は玄関でその家にGがいるかどうかを嗅ぎわけられるそうです。引っ越し荷物からの匂いで、家族と一緒にローチも引っ越して来たことをよく指摘していました。

前の上司はオフィスにGが出るとやっつけてくれる頼もしい上司でした。出たのは1回だけでしたけど。。。でも、そのあとの匂いを嗅ぐのが好きなのだそうで、そこはドン引きです。

そして、Gと思われているであろうジャーマンローチ、これはGより黒くて大きくなります。8cmぐらいまで大きくなります。背中に線があるらしく分かる人にはわかるらしいのですが、そこまで見入ることができないので、良くはわかりません。これは湿ったところを好んで住みつきます。家の周りの湿った所、キッチンやバスルームのシンク、バスタブなどが漏れている場合などです。害虫を食べてくれるらしく、家の中で頻繁に見る場合は水漏れを疑ってみると良いです。水漏れを治すと居なくなると思います。

他に書きたい事は沢山有るのに、Gの話で恐縮です。でも、Gもジャーマンローチも居なければそれが一番です。どちらも怖い。万が一水漏れを注意するだけで居なくなってくれるなら〜と思い書いてみました。最後までお付き合い頂きありがとうございました。