1月28日 ホームスクール

今日はホームスクールを始めた経緯を書こうと思います。

2020年の3月中旬の春休み中、来週から学校に戻ろう

というタイミングでCovid対策の為に学校を一時閉鎖する

お知らせが届き、そのまま学校に戻る事なく翌週からは

オンラインでの授業に切り替わりました。

迅速に対応して下さった先生方や学校関係者の方々に

感謝です。

 

2020年から2021年にかけては、登校組とオンライン組と

同時進行で授業を続けて貰えました。先生はクラスに

生徒を持ち、同時にオンラインでも授業を続けていて

本当に大変そうでした。

さすがに全員は見切れないのか、これがアメリカなのか、

画面にはソファや床に寝っ転がって自由な体勢で授業を

受けている子も写って居ました。息子も気づいたら椅子

に横になって足をテーブルに乗せて聞いているのか居な

いのか分からない時がありました。これには先生も、足

は見たく無いわよ〜、顔を見せて〜と呆れていました。

 

今年度も続いてオンラインクラスを希望していましたが、

州がオンライン授業を認めない事を決めた為、市の

オンラインに掛かる予算が直前になって無くなりました。

8月の新学期の初めには全員登校のみに絞られ、

オンラインの選択肢が無くなってしまいました。

新学期の開始時点でまだ子供向けのワクチンも許可されて

おらず、子供を学校へ戻す事に抵抗が有り、とても悩みま

した。大人でさえマスクをするかしないかで喧嘩になった

り、殺人事件になったりする国です。子供にもマスクをさ

せるかさせないかの議論が出たり、嫌がらせをされること

もあるようです。

知り合いは親子でマスクをして図書館へ行った時には

知らないおばさんに、「本来は体から排出されるべき、吸

うべきで無い空気を吸わせて子供に危害を与えている」と

大声で怒鳴られたり、車に乗り込んだ後には大きなおじさ

んに車を揺すられて怖い思いをしたそうです。

マスクをしていただけなのに。。。

学校でも自分の子がマスクをしていても、マスクをしない

主義の子も居るでしょう。子供は気を付けてはいても、

つい夢中になって手洗いやマスク着用を忘れてしまう事も

あるでしょう。

公立の高校と小学校で先生をしている友人夫婦からも

現場はコロナの感染対策も、教員の確保もままならず、

かなり混乱している事を聞きました。

ご主人は他に収入の道を見つけ新学期の前に学校現場を

離れましたが、奥様の方が教室に出て居ます。

距離を取るように席を離した為に座り切れない子供が

居たり、仕切りと仕切りの間に先生が座るなど却って

不衛生な状況になっているようでした。

二人からはホームスクールをすすめられ、思っても居な

い方向に進んで行きました。

幸い夫は在宅で仕事をしており、オンラインで有れば何と

か子供も見て貰えましたし、6月から私も退職していたの

で、この際、自分達で、家で授業をしよう、と決めました。