12月2日 老犬君の散歩

朝の老犬君、風上の匂いに向かって歩きます。

私の朝のルーティンが変わりました。。。今までは朝起きて裏のパティオで用をたさせてから餌をやり、お弁当を作り、夫が運転する車で出掛けていく新世代君を見送ると同時に老犬君の散歩に出ていました。

老犬君も早く早くとせがむ様に私を見て私が首輪に手をかけると大喜びで待ちきれないとばかりに玄関のドアに鼻をつけていましたが、ここ数日は朝も一緒に起きてくれなくなりました。グースカ寝込んでいてちょいちょいつついたぐらいでは起きてくれません。

いつも寝ています。時々心配になって呼吸を確認してしまいます。

老犬君にとって今年の夏はいつになく暑さがきつかったように思います。夜の9時を過ぎても40度近くあって暑さにも寒さにも弱い老犬君は途中でヘロヘロになり始めました。秋になり涼しくなっても体力はあまり戻っていません。散歩の途中で困ったような顔で私をみては止まり、ゆるゆる歩いては止まります。止まったらストローラーに乗せると笑顔になります。

朝は足が痛むのでしょうか。外へ行くのを嫌がるようになりました。見送りのために玄関へ向かう私を遠目に見て渋々近くまでやってきます。でも首輪をつけられる距離までは近づいてくれません。行きたく無いのです。抱っこして外へ連れて行くとそのまま引き返して家に帰ろうとします。。。

寒くなって来たので丸まって寝ます。

朝は忙しいので老犬君が起きるまでは放っておくことにしました。のこのこ起きたら抱いて下に降りてきて餌をやり、私たちはジムへ行きます。帰ってきてから11時過ぎに外へ連れ出すとやっと歩いてくれます。足も動いて痛く無いようです。お昼近くに外に出ると朝よりも歩いてくれます。

また匂いを確認しているようです。

最近になって気づいたのですが、朝の散歩で老犬君は風上に向かって歩きます。なので、風向きが変わると老犬君の行きたい方向も変わります。クンクン匂いを嗅ぎ出すと私も老犬君の歩きたい方向の目星がつくのでそちらに一歩踏み出すとついてきてくれます。ボケてしまって混乱していると思い込んでいた私の方がボケていたんですね。

夜はいつもと変わらず同じ距離を歩いてくれるのでまだ元気のようです。