12月17日 車の下取りとキャッシュカー

近所のイルミネーションです。

先日、車を売りに出した話を書きましたが、我が家では買い替えの時には必ず下取り以外に何箇所か当たって1番高く買ってくれるところに売るようにしています。下取りの場合、買うことが分かりきっていると足元を見られてかなり安い金額を提示されることが多いからです。

中古車販売のディーラと、製造元のディーラーに行き、どちらか高い方に売ります。今回は3倍も金額が違いました。

今回は製造元のディーラーだからと信じていましたが、痛い目にあったので、どちらもお金を受け取るまでは安心できませんけど。

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アメリカでは、ディーラーを通さず直接車を売買することも多くあります。アメリカに来たばかりで銀行口座が無かったり、ローンを組ませて貰えない場合など、現金で買える中古車を探す事が有ります。他にもディラーでは買い取って貰えないほど車が古かったり、故障があったり、盗難車だったり、ローンを組むほどの価値が無い場合など理由は様々ですが、ディーラーを通さずに直接売買される、こう言う車をキャッシュカーと呼びます。地域によっては違う呼び方をするかもしれません。

街中を走っていると車の後ろのガラスに電話番号や値段、マイル数が書かれて走っている車やトラックを目にします。気になったらその電話番号に電話をしてどこかで会い、試乗をさせてもらって気に入れば値段を交渉などして直接売り手から購入します。

ここで、所有権の証書を売り手から貰っておかなかったり、この証書を持って役所に届けるのを怠ると後で大変な目に遭うことがあるので気をつけましょう。

知り合いはこの方法で車を売りましたが、買った相手が役所に届け出さずに有料の高速道路を長距離で走り回り、有料駐車場も支払いをせず逃げていたので、この知り合いのところに請求書や違反切符が何千ドルも送りつけられてきたのでした。相手が何ヶ月も違反をし続けたので、払わなければ逮捕される寸前でしたが、幸いに買い手の免許証を写真に撮っていて、違反をしたのが自分では無いことを証明できました。また、その買い手が更に車を転売していたようで、話がとても複雑になっていましたけど。

冬に買って夏になった頃、エアコンが壊れている事に気づいたり、盗難車や事故車を買う羽目に遭ったりして、後から分かっても売り手に連絡が取れなくなるなどするので、直接の売買は本当に注意が必要です。

私は短期留学で来た知り合いに一度だけ付き合ってキャッシュカーの試乗をした事が有ります。多分、皆さんには必要のない情報だったと思いますが、最後までお付き合い頂いてありがとうございました。