今年のクリスマスのメニューをどうしましょう。。。ハムで良いかなと思って早めに買っておいたら夫が開けて朝食に食べていました。。。もうクリスマスの買い物は済んだと思っていたのに。メニューからやり直しです。もう!
皆さんは何歳までサンタさんの存在を信じていましたか?
私は8歳のクリスマスプレゼントが仲良しの友達と同じ物だった事で、親が買いに行ったのだと気付いたのでした。サンタさんなら私とその子がいつも一緒に遊んでいるのに気付かないはずがない、同じ物をくれたらつまらないじゃない、違う物をくれたら楽しみも増えたはずなのに。。。と思いだしたら考えが止まらなくて、その子のお母さんが母を車に一緒に乗せてくれて買い物に行き、その子にそのおもちゃをあげるならウチもそうしよう、ぐらいの気持ちで母が買ったのだと気づいてしまったからでした。
そして我が息子、いつまでサンタさんを信じるかなぁと毎年思っていましたが、なんと10歳の去年まで信じていました。
でも信じさせ続ける道のりは簡単では無かったです。
まずは24日の夜、家族の間でプレゼント交換をします。息子が寝た後に夫がプレゼントをツリーの下に置きます。そしてクリスマスの朝、息子が起きてサンタさんからのプレゼントを見つけます。
初めてサンタさんのプレゼントを見つけた時は可愛かったなぁ。。。朝起きて、おぉ!おぉぉ!とプレゼントの前で右往左往していました。欲しかった物が入っているのに気づくと私たちの所まで見せに来て来れました。あはは。何を貰ったかはよぉく知っていますよ。
クリスマスが近づくと、あちらこちらのショッピングモールや動物園、ミュージアムなどでサンタさんと写真を撮ったり、お話ができるイベントが開催されます。幼稚園などでもサンタさんが来て本を一冊ずつくれたり、写真を撮ってくれたりもしました。でも、この本は前もって親が用意して幼稚園に持って行くんです。
サンタさんに何をお願いするのか聞くと教えてくれているうちは良かったのですが、そのうち「サンタさんに直接言うから内緒〜」と言われて慌てましたが、あっちのサンタさん、こっちのサンタさんに大きな声でプレゼントのお願いをしたので簡単に聞き出すことが出来ました。
ある年は子供だけがサンタさんの近くに行けたので、係の人が何か注意することはありますか?と聞いてくれた時に、何をお願いしたのか親にも教えて!と頼むと係の人が後で教えてくれたり綱渡りのような時もありました。
そしてコロナ禍になり、2020年と2021年にはサンタさんに会いに行けませんでしたが、さすがハイテクの世の中、オンラインで15分幾らで予約を入れてサンタさんに会えました。
息子が7歳の時だったでしょうか、同じ年の娘さんがいる同僚がラッピングの紙やリボンを見つけて、親が用意したことがバレてしまったと聞いてからはラッピング用紙の隠し場所にも気を使うようになりました。息子はきっと気づかなかったとは思いますけど。。。
そしてサンタさんが着替えに入ったドアの側で見ていたら普通の男の人が出て来たのを見てしまった子供が、本当のサンタさんは来ていない事を知ってしまったのもショッキングでした。
友達の息子さんも同じ年ですが、みんながサンタクロースの存在を信じ始める頃、彼は家の暖炉をみて、サンタクロースのサイズで煙突を通れるはずがないとサンタさんの存在を認めなかったそうです。なので、彼には息子がまだ信じているから内緒にしてねと頼んだらOKしてくれました。彼の妹もサンタさんの存在をまだ信じています。優しいですね。
そして8歳の時のサンタさんとミセスサンタクロースが前年に会ったサンタさん達ではなかったことに気づかれてしまいました。去年と違う!なんと人種も違っていたのでした。サンタさんは同じ白人でしたし髭で顔が隠れてわかりづらいのですが、奥さんのミセスサンタクロースは去年は白人のおばあさんだったのに、その年は黒髪でヒスパニック系の若々しくスタイルの良い人で、気づいてしまったのでした。
しまった!これは正直に話す時が来たかと覚悟したところ、「あぁ、そうか、1人じゃ世界中回るのは無理だもんねぇ、サンタさんは1人じゃないのか」と納得し出しました。そういう考え方があるのか〜。吹き出しそうになるのを我慢しながら、私も彼の考えに乗っかります。
日本には日本人のサンタさんがいるし、アメリカではきっと黒人のサンタさんもいれば白人のサンタさんだっているでしょう。他にもアジア系もいるでしょうし、同じサンタさんに会える方が珍しいんじゃないかなと話すと、納得していました。
危なかったけど8歳もクリアできました。そして9歳、成長に合わせていろんな知識も増えます。ふと出た質問が「サンタさんって不法侵入者なの?」でした。これには夫も苦笑い。それは場合によるけど。。。サンタさんの侵入を許可しない親なんていないでしょう。
去年までは何とか誤魔化して来ましたが、もう学校の友達は誰もサンタさんの存在を信じていません。。。今年はもう無理でした。早く寝ないとサンタさん来ないよ!も通用しなくなりました。
今年はサンタさんへのクッキーも用意しなくて済みそうです。でも25日の朝に見つけるプレゼントがないと少し寂しい気もします。
長い話にお付き合いいただいてありがとうございます。