去年の7月にトレーラーを引いて
ガルベストンへ1週間のキャンプに
行きました。
楽しすぎて延泊したくなる程でしたが
キャンプ場の空きがなく、泣く泣く
帰路についたのでした。
ガルベストンの海を知っている人
なら、楽しかったなんて、まさか！と
言われるかもしれませんが本当に
（意外にも自分で驚いている程）
楽しかったのです。
テキサスで、DFW(ダラス・フォート
ワース）近辺の人が海水浴に行くと
言ったら、誰もがガルベストン！と
言います。
私の初めてのガルベストンでの
海水浴は１５年ほど前に遡ります。
海水浴に行ってあんなにがっかり
したのは初めてぐらいでした。
でも、10月と季節がずれていた
ので、そのせいだとは思います。
快晴なのに、海が緑色で濁って
いて、ビーチには赤緑、茶色い
クラゲが大量に打ち上げられて
いました。
海藻が足に纏わりついて離れず、
本当にがっかりだったのです。
思い描いていた海と違う！
テキサスに越して来て初めて行った
海がコーパスクリスティで、鉄橋から
見える青い海に感動したのを覚えて
いたので、なんの偏見も、違和感も
なくガルベストンへ行くのを楽しみに
していた私はガルベストンが大嫌いに
なりました。でも、ここから一番近い
海はガルベストンしかありません。
そして、嫌々ながら回を重ねる毎に、
少しずつガルベストンを見直し
始めたのでした。
ダラスから南下しヒューストンを
通り抜け、約6−7時間で
ガルベストン島へ向かう橋を
渡ります。橋の脇は港です。
クルーズ船などが停泊しています。
11月から2月までぐらいはディズニー
クルーズも発着します。
橋を越えると右に曲がり、数分進むと
真っ正面に海が見えます。
正直な感想を言うと、第一印象は
「冬の日本海」
いや、そんな言い方をすると、
北陸本線から見えた光に
照らされて輝いて見える日本海に
怒られてしまうかも知れません。
ガルベストンは1836年にテキサス
共和国の首都となり、貿易港として
栄えていたようで、今は少し寂れた
印象を受けますが、夏には海水浴や
観光で賑わいます。
島は東西に長く延び、メキシコ湾に
面した南側はビーチになっていて、
ビーチに沿ってSeawall Blvdという
通りが走っていて、湘南のドライブを
思い出します。桟橋には遊園地や
ジョーズみたいな映画を上映する
映画館、ダックツアー（水陸両用の
バス）などのある観光地です。
北側は港になっていて、古い戦艦や
クルーズ船、漁船などが停泊してい
ます。 北西には水族館などもあります。
港から出るドルフィンツアーにも参加
しました。45分ぐらいのツアーでしたが、
水が透明ではないので、コーパスクリス
ティ程はよく見えませんでしたが、
子供を連れた群れに出会いましたし、
大きな船の後ろで波を受けて遊んでいる
群れも見れました。
街の中はビクトリア様式の建物が
多く並び、The Strandと言われる
その昔栄えていた古い通りには
お土産屋さんやレストラン等が
並びショッピングを楽しめます。
ふと立ち寄ったイタリアンがとても
美味しかったです。
今日のブログではガルベストンが
つまらない所のように伝わって
しまうと思いますが、次回は
どう良かったのか、もう少し掘り
下げて書こうと思います。
