先週末の日曜日に友達に椅子を届けた後、近くのアーリントン美術館へ行ってきました。
3月から6月23日までポンペイ展をしています。
今から二千年以上前、イタリアのローマとナポリの近くのポンペイという街が火山灰に飲み込まれてしまい1700年代に化石化された街が発見されました。
イタリアに住んでいる間に一度行って見たかったのですが、縁なく行けずじまいでした。
今年に入ってポンペイ展がやっているのと、アーリントンミュージアムと友達の家は車で10分と近いことがわかり、これを機会に行ってきました。
美術館は市の複合施設の一部にある感じで、同じ入り口の反対側ではeSportsの大会が行われていました。
ポンペイ展は思ったよりこじんまりしていて、もっと見せて欲しかったなという印象でしたが、今から2000年以上も前の建築技術やガラス細工などを見ると現在とそう変わらない技術が用いられていて驚きました。過去の専門家は現代に生きる私なんかより何万倍、何十万倍も比べようがないくらい頭が良く知識も技術も持っていたのですね。
真夜中に煙がたち、翌朝10時に噴火、午後1時には噴火が激しくなりマグマが流れ、人々は建物の中に籠り、真夜中には火山灰が3mを超え、建物が崩壊、人々は逃げ惑いましたが、それから真夜中までかけて3mもの火山灰が街を覆い、建物は崩壊したそうです。
紀元79年の8月と言われて居ましたが、今は10月の説が出てきたそうです。でも、そうですよね、暦の10月OttobreのOttoって8ですものね。いつからずれちゃったんでしょうか。
一度、ポンペイに行った人は、街中で、今も活気付いている人々の喧騒が聞こえてきそうな錯覚に何度も陥ったと言って居ました。
やっぱり一度は訪れてみたいと思いました。