2月17日 惑星ホッピングキャンプ旅行5 ザイオンエメラルドプールズ

エメラルドプールズへ向かう途中

 

さて、軟弱家族はロッジから

難度の低いエメラルドプールズに

行きました。

それでも時折、手を崖の壁側に

付いてヨイショっと登ったり

降りたりする箇所もありました。

 

夫と息子に距離を置かれて

トロトロと登って行ったら

途中から別の道と合流してとある

夫婦の後ろになりました。

旦那さんはサクサクと先に登って

行っては休んで待って居ましたが、

奥さんの方は平地でもきっと

ギリギリ体を支えているのでしょう、

大きくて、杖を付いて居ましたが、

下へ戻る分かれ道で降りて

行かれました。

登りながら、全然、緩やかじゃ

無いじゃ無いの!と文句を言って

居ましたが、そう、此処は他の

ルートに比べて緩やかと言われて

いる事にキャニオントレッキングの

基準をよく知らない私達は登り

始めてから気付いたのでした。

下りはもっと膝や足腰に負担が

掛かります。私も帰りは

膝がフラフラして居ました。

エメラルドプールズへ向かう途中は

キラキラと落ちてくるシャワーのような

滝の裏側を歩きました。滝の裏側からは

落ちてくる水が陽の光に照らされて

輝いていました。感動です。

さっきのご夫婦も此処までは

来ているはずで、感動は味わえた筈です。

滝の裏側からは陽の光も浴びました。

此処からロゥアーエメラルドプールと

アッパーエメラルドプールの二ヶ所に

いけます。まず最初に中程にある

ロゥアーに着き、一休みしました。

名前の通り、浅く水が溜まっている池が

エメラルド色で、息子が水の淵で遊んで

居るのを見ながら、頑張った割に見返りが

少なかったかなぁと思ってしまいました。

エメラルドプール

アッパーへはもう少し急勾配を登ります。

足の置き場にも困るし、途中、苦しく

なってくると上から降りてくる人が

「You are almost there〜」と励まして

くれました。

サボテンに花が咲いて居ました。

そして頂上へ出ると、奥に崖から滝が

流れて来て下に池が出来ていました。

もちろんエメラルド色です。

着いた頃には暑さと空腹でヘロヘロ

です。お弁当のサンドイッチを

持って来て良かった!

お昼を食べて少し水で遊ばせて

ロッジに戻ります。

帰りも、足の短い、体の重たい私は

膝をガクガク言わせながら、時に

滑り降りるように歩きました。

下からふぅふぅ言いながら上がって

来る人達に、もう直ぐよ〜と声を

掛けながら、結構、自分も必死なの

でした。野の花が綺麗で、見ると

ありがと〜と唱え、そして無事に

降りて来られてありがとうと

思うのでした。