昨日はコロナ禍で暫く中止
されていたモンスタージャム
をアーリントンにある
カウボーイズスタジアムに
見に行ってきました。
モンスタートラックと呼ばれる
様々な形をしたトラックの
障害物レースと言うのでしょうか、
速さを競うレースと、ジャンプや、
車を回転させて技術を競ったり、
アイススケートのようにフリー
スタイルと言って縦横無尽に
走りジャンプしまくるショウで
構成されていました。
アメリカ全土を回ってレースをして
スコアを競い、F1の様に一年で
1番スコアの高いチームが優勝の
様です。ここダラス近郊の
アーリントンには年に2度きます。
エンジンの音が大きくて、
ほとんどの子供はヘッドフォンを
していました。
大きな音が苦手な夫と息子は
ヘッドフォンを、さらに息子は
水泳用の耳栓をしていました。
レースの度にテーマ曲が流れて
いましたが、エンジンは音楽が
聞こえない程の爆音でした。
男の子は多分、7、8歳辺りが
夢中になる頃でしょうか。
初めてきたのは4年前で、
少し早かったかなぁという
印象でしたが、コロナ禍で
中断して2回目の昨日は
もう、息子の年頃の子は
ちらほらみるぐらいでした。
もう、息子を理由にショーを
見にくるには少し無理がある
かなぁと感じました。
何年か前にディズニーアイス
ショーを大人だけで観に行った
時に入り口のチケットチェックで、
「あれ?子供はどこ?」と聞かれ
たのを思い出しました。
子供のミニカーがそのまま
大きくなったような、
(本当は反対なのでしょうが、)
おもちゃのようなトラックでした。
大きなタイヤと鉄パイプの
フレームの中にエンジンと
運転席があり、ボディは
薄い薄い薄いプラスチックの
ようなものでカバーされて
いて、ジャンプする度に
剥がれて落ちていきました。
ハイジャンプで落ちるように
着地したり、転がったりと
めちゃくちゃするので皆んな
大喜び。レースの度にエンジン
から火を吹いて煙が上がったり、
壊れて動けなくなって
ピットに運ばれて行っても
修理されて何度でも復活
してきました。
不屈の精神という言葉を
久々に思い出し、心が躍ります。
戻ってくるたびにテーマ曲が
流れ、歓声が上がりました。
ドライバーはちょっとぽっちゃり
なおじさんが多くて、終わったら
ビールが美味しいんだろうなぁ
という感じですが、走りは力強く
パワーがあります。
ショーの最後のフリースタイルは
もう、勝つためにはトラックも
壊れても構わない!ぐらいの
意気込みが感じられ、ほとんどの
ドライバーが一回転に臨みます。
これを見にきたのよ、これを。
ショーが終わって夜の11時。
もう少し早く始まっても良いかなぁと
思いましたが、コンサートと違って
7時きっかりに始まってくれて
とても良心的でした。
フットボールを見るには高価で
敷居の高いフットボールスタジアムを
安価に楽しめる良い機会をありがとう、
と思いました。