8月17日 息子の学校が始まりました。

新学期と言えば桜ですよね。


一昨日から息子が新しい学校に通い出しました。

 

五年生から高校三年生までの学校なのですが、授業が大学の様に単位せいで授業毎にクラスを移動する制度でホームルームのような場所がないので、ちゃんと馴染めるのか少し心配です。

アメリカでは一般的なのかもしれませんが、学校にはプールもなく体育館もありません。この学校では体育は週に一度、放課後に近くの教会のジムを借りて課外授業のように行われます。

主要科目は英語、算数、理科で、不思議なことに音楽、美術、社会などは選択科目になっていて、他のロボティックス、スペイン語、日本語 その他沢山の選択肢もあり、そこから3教科しか選べないので、息子は音楽も社会もとっていません。。。来年以降に取るのでしょうか。本来なら社会を選ぶべきなのでしょうが、ロボティックス、美術と日本語を選択しました。

学校が始まる1週間前に'Meet the teachers day"があり、今年のスケジュールに併せて各教室を訪ねて先生に会って来ました。先生の顔は見れましたが、肝心のクラスメートはそれぞれの親と一緒にクラスを回っているので会うことはありませんでした。

お花で気持ちが和みます。

初日は自己紹介も無く、いきなり授業が始まったのでお互いの名前も知らずに帰って来ました。教室の移動も五年生がまとまって移動するのだと思っていましたが、六年生や七年生(中学、高校は小学一年生から続けてカウントし十二年生まで続きます。)が一緒に授業を受けるので、同じ五年生でも理科の時間しか一緒にならなかったりするらしいです。

お昼休みはとりあえず、ロボティックスの教室で食べたようですが、中学生、高校生が大半で、それぞれパソコンやスマホYouTubeを見ていたりで、一人ポツンと過ごしたと聞いて、胸が痛くなりました。どの教室で食べようか覗き歩いたところ、大体の教室のドアが閉まっていたりグループが出来上がっている所では入れなかったので、居ても誰にも気にされない所へ行ったのだそうです。

朝、学校へ向かう途中に車の中で自己紹介の練習までしたのに。まずは授業が始まるときに、“Hi”って言って自己紹介してごらん、きっと皆んなも人見知りなんじゃない?って送り出したのに、自己紹介の練習は無駄に終わっていたようです。これから大丈夫なんでしょうか。心配です。

今度はアフタヌーンティの写真で気持ちをほぐします。

 

その夜は息子はずっと寝付けずにいました。夫が添い寝するというので、そんなに甘やかす事?じゃぁ私がクラスまで付いてって一緒に授業を受けてあげると皮肉を言うと息子が、そうしてくれればもっと嬉しいとぼそっと言いました。悲しすぎます。そんな恥ずかしい事止めててくれって言われると思っていたのに。学校に行くのに寝付けないほど悩んでいるなんてショックでした。私自身は何度も引っ越したり近くの学校区に新しい学校ができたりで、何度か転校をしましたが、登校初日に悩むなんて、そんな事、考えた事もありませんでした。友達なんて目があったら話しかければすぐできるのに。。。

学校主催のフェースブックのグループに、同じように子供が悩んでいると、誰とも話さず帰ってきたとポストしているのを見つけました。結構ナイーブな子が多いのかもしれません。これはチャンス!と思いその子たちがお昼に食べている場所に行くよう勧めてみました。親達もお互いに連絡をとりセッティング完了!と安心しましたが、昨日はもしも断られたらどうしようか悩んでそこへは行かなかったらしいのです。重症です。今朝は、大丈夫、みんな待っててくれてるって!と送り出しました。

今日のお迎えで、新しいお友達とのランチはどうだったか聞くと、その子達も高校生と同じようにスマホを見ていて、一応友達にはなったけど、これなら昨日の教室の方がロボティックスの教材で遊ばせてくれるから、明日からはまたロボティクスの教室に戻るとのこと。。。どうせみんなスマホを見てるんだから一人でも大丈夫だよと言われました。パンデミック前は友達も普通に居たのに、コロナ禍で家に居ることに慣れ、ホームスクールなどをして友達から遠ざかっていたからでしょうか。

おいおい気のおける友達ができてくれる事を願います。

ドラえもんが出てきてくれたらなぁ

あぁ、明日のお弁当は何にしましょう。