1月17日 びっくり婚 その後

一昨年に行ったアンテロープのハート(本文とは関係ありません。。。)

 

びっくり婚の翌日にはアメリカへ帰国し、出社して同僚や上司に報告すると、驚いていましたが、事が事なので、2週間近くも休んでしまったのに、アメリカでも籍を入れる為、もう半日お休みを取らせてくれました。

問題は夫の親族と日本の友人達です。日本の親族は母や義妹から説明があり、お祝いを慌てて送ってくれました。日本に行くと必ず親戚に会いに行くので、今回も漏れなく親戚行脚で訪ねていたのでした。知っていたら会った時に直接お祝いを渡せたのに〜、ZigZagちゃんの花嫁姿を冥土の土産に見たかったわぁと。

日本の友人達は、どうしたって知らない訳がないと、招待してくれない理由を誤魔化すための嘘だと思って怒ってしまいました。私だって知っていたら皆んなに祝福されたかったし、遠く離れているので次に日本に行ったときに埋め合わせをすると言うことで、やっと許して貰えました。

夫の親族は夫も含めて私が騙したと思っています。夫が信じてくれていないことを知った時はショックでしたが、今は私がそういうずるい女と思っても結婚してくれて続いているのだから、もうどうでも良いかなと思います。

12月24日の婚約ですら、夫は誰にも話していなくて、男だとそういうものなのかなぁと呑気に思っていましたが、たまたま夫の姪と夕食をした時に姪にだけ指輪を見せました。ただ、会って報告したいので他の親族には黙っているよう頼んでしまいました。

年があけてそのまま黙って結婚してしまったことになったことが状況を悪くしました。義姉は事前に報告がなかったことに怒り、自分の娘が私達の婚約の事を自分にも話さなかった事で怒りの矛先が姪っ子にも向いてしまいました。

親戚の人からこの一族は義姉がルールだから気をつけるようにと忠告を受けていたのに、踏んではいけない地雷を最初から踏んでしまったのでした。以来、ずっと踏み続けです。

義姉からの結婚祝いは動物の形の計量カップや計量スプーンと一緒にサメの形をしたナイフが入っていました。暫くはそれがうちで1番切れるナイフでした。。。こう言う水面下で表に出ない攻撃って結構堪えるんですよね。

私としては季節の良い秋ぐらいに向けて結婚の準備をしようとしていた矢先に既に事が済んでしまったので、買い込んだブライダル雑誌も不要になりました。

弟夫婦は八景島の水族館で結婚式を挙げました。頭上をイルカたちが泳ぐ水槽の下に親族・友人達が並び、今は無くなってしまったようですが、白鯨の前で愛を誓う素敵な式を挙げました。イルカの泳ぐ水槽の中に空からの日差しが差し込んで眩しかったのを覚えています。夢のような空間でした。(今は写真撮影だけのイベントになっているようです。残念)

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だから却って、私が自分の思うような式を出来なかった事を申し訳なく思っているようです。義妹からは後から非常識な事をしてしまって反省しています、ごめんなさいと謝られましたが、私からすれば、あれが無かったら結婚まで辿り着く前に破局していたかもしれないし、義妹には感謝しかありません。誰に聞いても結婚式当日だけは何度でもしたいけど、準備は2度としたくないって言うのに、面倒な準備をしてくれ、私たちは当日だけを体験させてくれました。

日本での入籍は日本領事館を通して郵送のやり取りで、受理されたのは3月か4月だったと思います。日付は覚えていません。なので結婚記念日は本当は3回あるのでした。入籍の書類は日本から戸籍謄本か抄本を取り寄せなくてはならなかったので、できれば日本で入籍してくる事をお勧めします。

今日も、いつも長いのに最後まで読んで頂いてありがとうございました。